松山千春さん

1977年に北海道の酪農学園大学の獣医学科に入学し、初めて親元を離れて生活をしました。
当時、丁度、松山千春さんが「旅立ち」で歌手デビューしたての頃です。
北海道では千春！千春！
コンサートでは失神するファンも出るほどの大ブームとなりました。

ところが夏休みになって、三田に帰ってくると誰一人、松山のまの字も知らない。
同じ日本でこんなことってあるんだなと、軽いカルチャーショックを感じました。
千春さんは声も良いしカッコよかったです。今とは・・・

時の流れの残酷さを感じます。
私も当時は爽やかな好青年だった。
千春さんの生き方にも共感しました。
故郷、足寄を愛し大切にしていること、お世話になった亡き恩人のためにコンサートでは必ずバラの一輪挿しを飾ることなど。
私も獣医さんになったら故郷に帰ろう。と強く思いました。